現代写真研究所入江ゼミ写真展「共生」

20190225162008-00012019年4月9日~4月14日

10:00~19:00 (初日13:00~ 最終日18:00まで 入場無料/会期中無休)

東京芸術劇場 アトリエウエストB1F

4月13日 13:00~17:00 東京芸術劇場5Fミーティングルーム3にて作品の講評会を開催します。
ご自身で撮影された20枚以内の写真を2Lサイズ程度にプリントしてお持ちください。
初心者大歓迎・どなたでも参加出来ます。(参加費無料)

宮崎悦子写真展 なら時間

miyazaki-L

2019年3月29日~4月4日

10:00~18:00 (最終日15:00まで 日曜・祝日休館)

オリンパスギャラリー大坂

■写真展案内
 ありがとう!大嫌いだった奈良!
 奈良の中心部に生まれ育った私は、31才の時、過労と病気で倒れた。その時先天性の病気が 発見され、今まで当たり前と思っていた勤め人の生き方をあきらめるしかなくなった。
 今さらな模索の中、病気に対する理解がされない古い土地として、私は奈良が大嫌いになった。
 そんな中でふとしたことから写真に出会い、もっと上手くなりたいと東京の写真学校・現代 写真研究所へ2年間奈良から通い続けた。奈良しか知らない私には、ショックが多かった。 東京は人がおびただしく多く、ビルの圧迫感、広告の嵐で目がチカチカして頭が痛くなった。 井の中の蛙が大海を知った時である。東京修行を終えて、あらためて奈良を撮りはじめた。
 撮った瞬間はまだ気づいていなかった。プリントして見つめ直すと、とても優しい人々と 時間がそこに写っていた。その時やっと私は、心配してくれている友人・知人の存在、病気も 生活支援の専門家の出会いなどもあり、奈良への愛しさを感じることができた。
 「なら時間」とは、奈良の枕ことばになっている古(いにしえ)、その古から吹いている風が 刻む時の流れだと思った。

出展作品数:約40点

【作者略歴】
宮崎 悦子(みやざき えつこ)
1976年11月24日生。奈良県奈良市出身・在住。
2009年   奈良の写真サークル「ま・どんな」に入会
  初めてデジタル一眼レフカメラを購入し、写真活動 を開始する
2012年   全国公募「視点」展で「ねこ庵 ミステリアスな奴ら」優秀賞
2013年   全国公募「視点」展で「東京ラプソディ」優秀賞
2013年12月 宮崎悦子写真集「東京ラプソディ」を出版
2014年   全国公募「視点」展で「東京ラプソディ」特選
2014年8月 奈良にて「東京ラプソディ&ミステリアスな奴ら」で個展開催
2016年   全国公募「視点」展で「 強行採決の夜」特選
2017年10月 宮崎悦子写真集「なら時間」を出版

□著作
「東京ラプソディ」(自費出版)
「なら時間」(現代写真研究所出版)